俺様社長はカタブツ秘書を手懐けたい
ここ数年のクリスマスはどちらかが仕事で、ごちそうとケーキだけ用意して、家でまったりと過ごすのが定番になっていた。
しかし今年は、私は一応土日にちゃんと休みが取れるようになったから、桃花さえ都合が合えばアクティブに過ごすのもアリかなと思ったのだ。
すると、桃花は親指を立ててニンマリと微笑む。
「そう言うと思って、すでに希望休み出しておきました~」
「ほんと!? さっすが桃花さん! よし、不破さんがなに言ってきても、絶対休ませてもらうわ」
俄然テンションが上がってきて、クリスマスだけは邪魔されまいと心に誓う。
とはいえ、不破さんにだって、もしかしたら一緒に過ごしたい人がいるかもしれない。
彼のマンションに出入りするようになって、恋人の気配がないことは察しがついているけれど。
そもそも、あの不敵な社長様に寄り添える人っているのかな。不破さんはどういう女性が好みなんだろう。むしろ、色恋に興味があるのかどうなのか……。
しかし今年は、私は一応土日にちゃんと休みが取れるようになったから、桃花さえ都合が合えばアクティブに過ごすのもアリかなと思ったのだ。
すると、桃花は親指を立ててニンマリと微笑む。
「そう言うと思って、すでに希望休み出しておきました~」
「ほんと!? さっすが桃花さん! よし、不破さんがなに言ってきても、絶対休ませてもらうわ」
俄然テンションが上がってきて、クリスマスだけは邪魔されまいと心に誓う。
とはいえ、不破さんにだって、もしかしたら一緒に過ごしたい人がいるかもしれない。
彼のマンションに出入りするようになって、恋人の気配がないことは察しがついているけれど。
そもそも、あの不敵な社長様に寄り添える人っているのかな。不破さんはどういう女性が好みなんだろう。むしろ、色恋に興味があるのかどうなのか……。