不覚にもアイツにときめいた
この時、俺は実は内心ドキドキしていた。

普段鉄の仮面をつけたような女が

田中が

あまりにも照れた顔で恥ずかしそうにお礼を言ったから。

というのは言うまでもない。

「可愛いじゃん…。」

ん?か!?可愛い!?

何を言ってんだ俺は!!

学生じゃあるまいし…。

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