不覚にもアイツにときめいた
「お、あったあった。」

(あ、あった…。)

「じゃあ俺買ってくるからそこで待ってて。」

「え…。」

そう言って遠藤はコンビニに入りしばらくして戻ってきた。

「…ありがとうございます。」


「うし、じゃあ帰るか。」


そして私達は再びバーベキュー場に戻った。

「お帰り~田中さんありがとうね!」

「いえ」

「あれまた遠藤君と一緒だったの?」

「は…」

「違いますよ、たまたま散歩してたら田中さんが袋を抱えて重そうだったので」

「そうなの?二人ともお疲れ様。」

「いえいえ!」

そして私達はBBQの続きをし夜まで過ごしていた。
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