不覚にもアイツにときめいた
2time優
【優side】
「ふー」
俺は田中の斜めの席のデスクで書類を打ち込んでいた。
カタカタ
(あー…中々終わんね~…。)
チラッと田中の方を除くと、相変わらず田中は淡々と業務をこなしていた。
(早いな…。)
そして、出来た書類を部長に渡していた。
「田中君、上がって」
「…はい。」
そして、勤怠を切り、
「お疲れ様ー…」
帰ろうとしていたその時
「部長!」
近藤さんの声が聞こえた。
(相変わらずデカイ声だな…。近藤さん。)
近藤早苗
うちの部署の営業リーダー
サバサバした性格で男女人気がある
ただ、声が若干うるさい。
「どうかした?近藤君。」
「今度の土曜日、BBQしませんか?グランピングしましょうよ!」
(グランピングか…。)
「お!いいねー!会社も休みだしねー!」
うちの会社は年に2回会社が休みだ。
「ですよねですよね!」
「うん。」
「じゃあ、全員参加で。」
(えっ…!とゆうことは田中もか…?大丈夫かあいつ…。)
田中が誰かと一緒にいる所を俺は見たことがない。
(まあ、女いっぱいいるし大丈夫だろ…。)
「これを機に親睦を深めようじゃないかー!」
「分かりましたー!」
社員一同が賛成していた。
(グランピングって事はあんま荷物いらねーよな。)
「じゃ、今度の土曜日に!詳細はまたメールします!」
「…お疲れ様です。」
そう言って田中はオフィスを出ていた。
誰一人田中には気づいていない様子だ。
「ふー」
俺は田中の斜めの席のデスクで書類を打ち込んでいた。
カタカタ
(あー…中々終わんね~…。)
チラッと田中の方を除くと、相変わらず田中は淡々と業務をこなしていた。
(早いな…。)
そして、出来た書類を部長に渡していた。
「田中君、上がって」
「…はい。」
そして、勤怠を切り、
「お疲れ様ー…」
帰ろうとしていたその時
「部長!」
近藤さんの声が聞こえた。
(相変わらずデカイ声だな…。近藤さん。)
近藤早苗
うちの部署の営業リーダー
サバサバした性格で男女人気がある
ただ、声が若干うるさい。
「どうかした?近藤君。」
「今度の土曜日、BBQしませんか?グランピングしましょうよ!」
(グランピングか…。)
「お!いいねー!会社も休みだしねー!」
うちの会社は年に2回会社が休みだ。
「ですよねですよね!」
「うん。」
「じゃあ、全員参加で。」
(えっ…!とゆうことは田中もか…?大丈夫かあいつ…。)
田中が誰かと一緒にいる所を俺は見たことがない。
(まあ、女いっぱいいるし大丈夫だろ…。)
「これを機に親睦を深めようじゃないかー!」
「分かりましたー!」
社員一同が賛成していた。
(グランピングって事はあんま荷物いらねーよな。)
「じゃ、今度の土曜日に!詳細はまたメールします!」
「…お疲れ様です。」
そう言って田中はオフィスを出ていた。
誰一人田中には気づいていない様子だ。