不覚にもアイツにときめいた
カツカツ


麻友は小さなマンションに住んでる。


かわいらしいクリーム色のマンションだ。

ピッピッ


ピンポーン


俺は麻友のマンションの番号を入力し、呼出音を鳴らした。

ガチャ

『はーい♪』

相変わらずテンション高い…。

『俺。』

『優くーん♪待ってたよお~♪』

(これは酒呑んでるな…。)

酒を呑んでるからか麻友のマンションがやたら高い。

『今開けるね~』

ピッ

ウィーン

自動ドアが開き、俺は麻友の部屋まで向かった。
< 50 / 68 >

この作品をシェア

pagetop