にせもの王子さま
2
それは、本当に小さな声だった。
「・・・僕、やってみてもいいかも」
そうだよね、いきなり芸能人になりませんかって言われても、困るよね・・・って、え!?
今、やってみてもいいって言った!?
「写真撮影って、カットモデルみたいな感じですよね? それなら、やれるかもしれない」
「珍しいね。 悠からやってみるって言うの」
誠さんが目を丸くして悠さんを見ている。
「うん・・・。なんか、関口さん切羽詰まってるみたいだったから」
悠さんが困ったように、へへっと笑った。
かっ・・・かわいい!
悠さんの笑顔を間近で見てしまい、そのかわいさに思わずクラクラした。
何この、とんでもない破壊力!
しかも、私の状況まで汲んでくれるなんて!
私、いい人見つけたのかもしれない・・・!
「そう。 悠が決めたなら、応援するよ。 お父さんとお母さんの説得手伝う」
誠さんが、ニコニコ笑って悠さんを見ている。
「・・・僕、やってみてもいいかも」
そうだよね、いきなり芸能人になりませんかって言われても、困るよね・・・って、え!?
今、やってみてもいいって言った!?
「写真撮影って、カットモデルみたいな感じですよね? それなら、やれるかもしれない」
「珍しいね。 悠からやってみるって言うの」
誠さんが目を丸くして悠さんを見ている。
「うん・・・。なんか、関口さん切羽詰まってるみたいだったから」
悠さんが困ったように、へへっと笑った。
かっ・・・かわいい!
悠さんの笑顔を間近で見てしまい、そのかわいさに思わずクラクラした。
何この、とんでもない破壊力!
しかも、私の状況まで汲んでくれるなんて!
私、いい人見つけたのかもしれない・・・!
「そう。 悠が決めたなら、応援するよ。 お父さんとお母さんの説得手伝う」
誠さんが、ニコニコ笑って悠さんを見ている。