[短]ツンデレラ〜素直になりたいけど素直になれない〜

それから数日後

「小春ちゃ〜ん」


ぎゅっとあたしを背中から
抱きしめてきたのは智哉だった。


「とっ智哉…うざいよ」

「もーそのツンデレぶりは変わんないのね」

「うるさいなぁっ///」

あたしは智哉のほうをむいた。


かっ顔がちっ近いのですが…///

「小春ちゃん顔真っ赤で可愛い」

なんて極上スマイルを見せてあたしにキスをした。

「っっ///」
恥ずかしすぎて思わず手で顔を覆った

「ツンデレ最高っ」
智哉があたしの頭をなでる

「智哉っっ///」

これから大丈夫かな…?
あたしは少し不安で

やっぱり幸せでした。


****おしまい
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