手をつなごう
妹
妹って、こんなに可愛いのか??
引っ越して来てから2週間。
「洋介さん、ご飯作ったよ、一緒に食べよう!!
おばちゃんまた夕方から出掛けるらしいよ~」
うちのお袋は、彩ちゃんが引っ越して来てからずっと
店をサボって遊び歩いてる。
もうバイトじゃないから「甘えるな!」って怒っても、聞きやしない。
オレにブツブツ言われないように
彩ちゃんに夕ごはんを頼んで、コッソリ出掛けている。
「いつも、ごめん。」
謝るオレに
「ううん。おばちゃんを、怒っちゃダメだよ。
私のために出掛けてくれてるから。」って。
この子はちゃんと理解してるんだ……………お袋の気持ち。
まだ仕事が始まってない今は、一人の時間が多い。
オレも仕事があるから中々行けないし、彼女も遠慮して来ない。
だから…オレのご飯作りと一緒に食べることを強制でさせている。
世話好きなおばちゃんならではの、強引さで………………。
「今日は酢豚だよ!後は豚汁。豚づくしだよ!!
肉屋のおじちゃんが、切り落としを安くくれたの。」と
良い匂いの鍋を持って見せる。
「後はレジを締めるだけだから。
あぁ!匂いを嗅いだら、急激に腹がすいた。」
オレの言葉に笑いながら
「だったら急いで並べるから、頑張ってもうちょっと仕事して。」と
おかずを取りに帰った。
引っ越して来てから2週間。
「洋介さん、ご飯作ったよ、一緒に食べよう!!
おばちゃんまた夕方から出掛けるらしいよ~」
うちのお袋は、彩ちゃんが引っ越して来てからずっと
店をサボって遊び歩いてる。
もうバイトじゃないから「甘えるな!」って怒っても、聞きやしない。
オレにブツブツ言われないように
彩ちゃんに夕ごはんを頼んで、コッソリ出掛けている。
「いつも、ごめん。」
謝るオレに
「ううん。おばちゃんを、怒っちゃダメだよ。
私のために出掛けてくれてるから。」って。
この子はちゃんと理解してるんだ……………お袋の気持ち。
まだ仕事が始まってない今は、一人の時間が多い。
オレも仕事があるから中々行けないし、彼女も遠慮して来ない。
だから…オレのご飯作りと一緒に食べることを強制でさせている。
世話好きなおばちゃんならではの、強引さで………………。
「今日は酢豚だよ!後は豚汁。豚づくしだよ!!
肉屋のおじちゃんが、切り落としを安くくれたの。」と
良い匂いの鍋を持って見せる。
「後はレジを締めるだけだから。
あぁ!匂いを嗅いだら、急激に腹がすいた。」
オレの言葉に笑いながら
「だったら急いで並べるから、頑張ってもうちょっと仕事して。」と
おかずを取りに帰った。