生徒会長は女の子が苦手です
そして2日後、3限目。
全員体操着に着替えて体育館の練習。
女の子がスカートがめくれたらダメだという理由で。
私はマイクを持って話す。
『おはようございます。
本日の練習の流れを説明します。
一度、私たち生徒会と実行委員が各場所で踊ります。
そしてそのあとは皆さんに、実戦練習として各場所にいる生徒会、実行委員が説明しながら踊る練習をします』
つらつらと話を続けて、ちらっと恋菜の方を見ると、まぁスイッチが入っていて、緊張している雰囲気もない。
うん。これなら大丈夫そう。
実行委員の1人に曲を流してもらって、一曲踊る。
私たちはいつも通りどうでもいいお話をしながら踊る。
恋菜と真野くんペアも完璧だし、問題ないだろう。
体育館の四方、真ん中あたりで踊っている実行委員も問題なさそうだ。
「七瀬最近何食べてんの?」
「ん?昨日の夜は恋菜と一緒に焼肉行ってきたよ?」
「ふーん。太んないね」
「まぁ太りにくい体質ではあるよね」
「いいよね」
「伊織も太んないじゃん」
そんな会話を続けていると一曲終わって放送した後に私は舞台を降りる。
全員体操着に着替えて体育館の練習。
女の子がスカートがめくれたらダメだという理由で。
私はマイクを持って話す。
『おはようございます。
本日の練習の流れを説明します。
一度、私たち生徒会と実行委員が各場所で踊ります。
そしてそのあとは皆さんに、実戦練習として各場所にいる生徒会、実行委員が説明しながら踊る練習をします』
つらつらと話を続けて、ちらっと恋菜の方を見ると、まぁスイッチが入っていて、緊張している雰囲気もない。
うん。これなら大丈夫そう。
実行委員の1人に曲を流してもらって、一曲踊る。
私たちはいつも通りどうでもいいお話をしながら踊る。
恋菜と真野くんペアも完璧だし、問題ないだろう。
体育館の四方、真ん中あたりで踊っている実行委員も問題なさそうだ。
「七瀬最近何食べてんの?」
「ん?昨日の夜は恋菜と一緒に焼肉行ってきたよ?」
「ふーん。太んないね」
「まぁ太りにくい体質ではあるよね」
「いいよね」
「伊織も太んないじゃん」
そんな会話を続けていると一曲終わって放送した後に私は舞台を降りる。