生徒会長は女の子が苦手です
最近、こう言うことが多い。
なんでかはわからないけど、特に1年生によく呼び出されてしまう。
どうせなら伊織にかまってほしいけどなぁ。
そんな本音を隠しつつ、立ち上がって、男の子の方へ行く。
あれ、私こんな酷い性格だっけ…。
「どうしたのかな?私に何か用?」
「あ、あのっ!ついて来て、くれませんか…っ」
「いいよー」
いつも通りの告白だと思っていた。
そう思ってついていったのに。
空き教室に入った途端男の子の性格が一変する。
「先輩」
「な、なんでしょう」
初めてみた見知らぬ男の子に壁に押し付けられて。
顔が近いなぁ…。
んー、伊織の方がかっこいいと思うけど…。
そんな呑気なことを考えていた。
「先輩、俺と付き合いませんか?」
「ごめんなさい」
「会長でしょ?そんな女嫌いなんか好きになったって付き合えませんよ。
そんなの諦めて、俺にしたらどうですか?」
なんだこの腹立つ物言いの男は。
でも、伊織のことを言ってしまったら伊織に迷惑がかかっちゃうし。
「遠慮します。私、多分会長の事諦めても君のことは好きにならないです」
「俺は好きにさせる自信あります」
なんでかはわからないけど、特に1年生によく呼び出されてしまう。
どうせなら伊織にかまってほしいけどなぁ。
そんな本音を隠しつつ、立ち上がって、男の子の方へ行く。
あれ、私こんな酷い性格だっけ…。
「どうしたのかな?私に何か用?」
「あ、あのっ!ついて来て、くれませんか…っ」
「いいよー」
いつも通りの告白だと思っていた。
そう思ってついていったのに。
空き教室に入った途端男の子の性格が一変する。
「先輩」
「な、なんでしょう」
初めてみた見知らぬ男の子に壁に押し付けられて。
顔が近いなぁ…。
んー、伊織の方がかっこいいと思うけど…。
そんな呑気なことを考えていた。
「先輩、俺と付き合いませんか?」
「ごめんなさい」
「会長でしょ?そんな女嫌いなんか好きになったって付き合えませんよ。
そんなの諦めて、俺にしたらどうですか?」
なんだこの腹立つ物言いの男は。
でも、伊織のことを言ってしまったら伊織に迷惑がかかっちゃうし。
「遠慮します。私、多分会長の事諦めても君のことは好きにならないです」
「俺は好きにさせる自信あります」