生徒会長は女の子が苦手です
あったかいけど、体やっぱ重いなぁ。
今日はできるだけお家の中で遊んでもらおう。
沙耶さんのお部屋は個室になったらしくて、子供も生まれたし、騒がしいかなって思ってたんだけど、前についても全然声が聞こえない。
病室のドアをノックする。
「七瀬です」
そう言って病室のドアを開ける。
すると、なかには双子の男の子と、お兄ちゃん、沙耶さん、理沙ちゃん、おばあちゃんがいて。
理沙ちゃんの手には少し大きめの箱が。
「なーちゃんっ!誕生日おめでとう!」
誕生日…?
「あ、そういえば今日か」
「七瀬、自分の誕生日忘れるなよ。祝いがいがねぇなぁ」
「プレゼントっ!昨日パパと選んだの!」
「ありがとう。開けていい?」
「うんっ!」
箱を受け取ると包装紙を丁寧にはがす。
箱を開けると赤いマフラーが。
「これ、くれるの?」
「うんっ!なーちゃんいつも寒そうだから!
理沙とお揃いなの!」
そう言って満面の笑みを浮かべる理沙ちゃんは天使。
「ねぇ、七瀬ちゃん?」
突然、沙耶さんに呼ばれて顔を上げる。
「やっぱり、なんだか顔色悪くない?」
今日はできるだけお家の中で遊んでもらおう。
沙耶さんのお部屋は個室になったらしくて、子供も生まれたし、騒がしいかなって思ってたんだけど、前についても全然声が聞こえない。
病室のドアをノックする。
「七瀬です」
そう言って病室のドアを開ける。
すると、なかには双子の男の子と、お兄ちゃん、沙耶さん、理沙ちゃん、おばあちゃんがいて。
理沙ちゃんの手には少し大きめの箱が。
「なーちゃんっ!誕生日おめでとう!」
誕生日…?
「あ、そういえば今日か」
「七瀬、自分の誕生日忘れるなよ。祝いがいがねぇなぁ」
「プレゼントっ!昨日パパと選んだの!」
「ありがとう。開けていい?」
「うんっ!」
箱を受け取ると包装紙を丁寧にはがす。
箱を開けると赤いマフラーが。
「これ、くれるの?」
「うんっ!なーちゃんいつも寒そうだから!
理沙とお揃いなの!」
そう言って満面の笑みを浮かべる理沙ちゃんは天使。
「ねぇ、七瀬ちゃん?」
突然、沙耶さんに呼ばれて顔を上げる。
「やっぱり、なんだか顔色悪くない?」