生徒会長は女の子が苦手です
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朝、目がさめるとベットにいた。


ん?なんで?


へ?


なんで私ここにいるの?



ふと起き上がると、寝る前に見た伊織の姿はどこにもなかった。



え、私何したの?


伊織は?


伊織どこ?



待って、今何時…。


もうなんだか、軽くパニック状態になりながら頭の上を見る。


手元に伊織のスマホがあったから、ちょっと悪い気がしながらもロック画面の時間表示を確認する。



6:47



まだ7時になってないのか…。


そのまま伊織のスマホを伏せておいておく。


とりあえず、伊織を探そう。


部屋を出て、キッチンの方へ行くと伊織が炊飯器の前でしゃがみこんでいた。



「伊織…?」


「ふぇっ、な、七瀬!?」


「え、なんでそんなに驚いてるの」



伊織は顔を真っ赤にして後ずさる。



「いや…、あの…、ほんとごめんなさい」


「ん?」

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