生徒会長は女の子が苦手です
酷なことするなぁ。
私のこと好きでもないくせに。
でも、やっぱり。
一緒にいれるならそれでいいや。
ほんとに。よかった。
伊織が私の元に帰って来てくれて、ほんとに良かった。
思わず、気が抜けて伊織に抱きつく。
「ちょ七瀬、どしたの?大丈夫?調子悪くなった?」
「んーん、違う。でも、ちょっとだけ大丈夫じゃないかも」
おどおどしてる伊織が本当に可愛い。
顔も赤いし。
好きだなぁ。
「七瀬?どうした?とりあえず家入ろ?」
伊織に促されるまま家の中に入る。
「七瀬?ほんとに大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ?」
伊織から離れて部屋のカーテンを開ける。
あれ、今の一瞬で雨降り出してる。
「伊織〜、傘持って行きな?雨降ってるよ」
「ん?わかった。ありがと」
なんだか、天気悪いな…。
雲が真っ黒だ…。
伊織が心配したのか一緒に空を見上げる。
「カミナリなりそうだな」
「…やっぱそう思う?」
私今絶対青い顔してる。
わたくし、南七瀬。
ゴキブリは大丈夫でも、カミナリだけはほんとに苦手なのです。
どうしよう。
今日はクローゼットの中で過ごそうか…。
私のこと好きでもないくせに。
でも、やっぱり。
一緒にいれるならそれでいいや。
ほんとに。よかった。
伊織が私の元に帰って来てくれて、ほんとに良かった。
思わず、気が抜けて伊織に抱きつく。
「ちょ七瀬、どしたの?大丈夫?調子悪くなった?」
「んーん、違う。でも、ちょっとだけ大丈夫じゃないかも」
おどおどしてる伊織が本当に可愛い。
顔も赤いし。
好きだなぁ。
「七瀬?どうした?とりあえず家入ろ?」
伊織に促されるまま家の中に入る。
「七瀬?ほんとに大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ?」
伊織から離れて部屋のカーテンを開ける。
あれ、今の一瞬で雨降り出してる。
「伊織〜、傘持って行きな?雨降ってるよ」
「ん?わかった。ありがと」
なんだか、天気悪いな…。
雲が真っ黒だ…。
伊織が心配したのか一緒に空を見上げる。
「カミナリなりそうだな」
「…やっぱそう思う?」
私今絶対青い顔してる。
わたくし、南七瀬。
ゴキブリは大丈夫でも、カミナリだけはほんとに苦手なのです。
どうしよう。
今日はクローゼットの中で過ごそうか…。