生徒会長は女の子が苦手です
言っちゃダメなんだろうけど、運動はすごいけど、勉強は地の果てみたいな子だし、
この間は聞き流してあげたけど夏休みの宿題が全部再提出になるような子だよ?
一体どこがこんなにも好きなんだろう。
可愛い、なんて裕樹も結構可愛かったと思うし、
可愛い面に関してはいつも無表情の黒瀬くんが笑った顔はほんとに惹かれるところがある。
だけど、なんで伊織なんだろう。
ほかの男の子には感じない気持ちを抱いているのは伊織だけ。
いつも、考えても結論は出ないんだけど…。
10分ほどで作業が終わって、舞台裏の確認をする。
既に演劇部が練習を終えてセットを運び込んであった。
問題は、なさそうだね。
ファイルを開いてチェックを入れていく。
歩きながら問題の有無を確認していく。
特に大きな問題はなし。雨漏りもした形跡はない。
よし。これでオーケーか。
最前列の椅子にファイルを置くと文化委員に渡したプリントを持って私も動き始める。
えっと、これが終わったら私何すればいいんだっけ。
えーっと…。
あれ?なんだっけ…。
あぁ、この後各クラス回って最終準備は円滑に進んでいるかの確認と、3日間の文化祭の段取り表を渡しにいくのか…。
「南さん。全部しっかりついたよ。不具合なし」
「そう。よかったです」
この間は聞き流してあげたけど夏休みの宿題が全部再提出になるような子だよ?
一体どこがこんなにも好きなんだろう。
可愛い、なんて裕樹も結構可愛かったと思うし、
可愛い面に関してはいつも無表情の黒瀬くんが笑った顔はほんとに惹かれるところがある。
だけど、なんで伊織なんだろう。
ほかの男の子には感じない気持ちを抱いているのは伊織だけ。
いつも、考えても結論は出ないんだけど…。
10分ほどで作業が終わって、舞台裏の確認をする。
既に演劇部が練習を終えてセットを運び込んであった。
問題は、なさそうだね。
ファイルを開いてチェックを入れていく。
歩きながら問題の有無を確認していく。
特に大きな問題はなし。雨漏りもした形跡はない。
よし。これでオーケーか。
最前列の椅子にファイルを置くと文化委員に渡したプリントを持って私も動き始める。
えっと、これが終わったら私何すればいいんだっけ。
えーっと…。
あれ?なんだっけ…。
あぁ、この後各クラス回って最終準備は円滑に進んでいるかの確認と、3日間の文化祭の段取り表を渡しにいくのか…。
「南さん。全部しっかりついたよ。不具合なし」
「そう。よかったです」