恋のコーチは期間限定
私の沈黙が望美には何を考えているのか伝わったみたいで、望美はあっけらかんと笑う。
『お姉ちゃん!
電話で無言は普通伝わらないから!
今、一気に面倒臭くなったんでしょ!』
さすが妹様。よく分かっていらっしゃる。
「そりゃそうよ。
望美が気になるなら自分でお近付きになりなさいよ。」
正論を言えば電話の向こう側で不満な顔をしているのが目に見えるような声を出す。
『それが出来るような相手じゃないの!
みんなの憧れの人でお姉ちゃんが困ってるからとか理由でもないと話せないっていうか。』
私をダシにして……。
ま、可愛い妹の為なら別にそのくらい構わないんだけど。
『お姉ちゃん!
電話で無言は普通伝わらないから!
今、一気に面倒臭くなったんでしょ!』
さすが妹様。よく分かっていらっしゃる。
「そりゃそうよ。
望美が気になるなら自分でお近付きになりなさいよ。」
正論を言えば電話の向こう側で不満な顔をしているのが目に見えるような声を出す。
『それが出来るような相手じゃないの!
みんなの憧れの人でお姉ちゃんが困ってるからとか理由でもないと話せないっていうか。』
私をダシにして……。
ま、可愛い妹の為なら別にそのくらい構わないんだけど。