【完】武藤くんって甘くない
授業中、武藤くんをチラ見。
あっ!
今日はちゃんと授業聞いてる。
見えるようになって眠たくなくなったのかな?
「今からプリントを配るぞー。枚数少ないから、隣の席の人と一緒に見るように」
隣の人と?
それって武藤くんとだよ。
嬉しいっ!
プリントの内容は理解できないけど、武藤くんと一緒に見られるなんて幸せ。
話しかけたいけど、小松くんに止められてるし…。
グッと我慢しながら武藤くんをチラ見。
すると武藤くんがボソッと呟いた。
「…とな」
「えっ?」
「ありがとな。さっき、教科書借りに来たやつ止めてくれて」
ああっ、さっきの女の子の話だね。
あたしが嫌だったからとも言えず、少しだけ微笑んでみる。
あっ!
今日はちゃんと授業聞いてる。
見えるようになって眠たくなくなったのかな?
「今からプリントを配るぞー。枚数少ないから、隣の席の人と一緒に見るように」
隣の人と?
それって武藤くんとだよ。
嬉しいっ!
プリントの内容は理解できないけど、武藤くんと一緒に見られるなんて幸せ。
話しかけたいけど、小松くんに止められてるし…。
グッと我慢しながら武藤くんをチラ見。
すると武藤くんがボソッと呟いた。
「…とな」
「えっ?」
「ありがとな。さっき、教科書借りに来たやつ止めてくれて」
ああっ、さっきの女の子の話だね。
あたしが嫌だったからとも言えず、少しだけ微笑んでみる。