【完】武藤くんって甘くない
コーヒーって大人…。
あたしは飲めないや。
カウンターで注文をして飲み物を受け取り、店内の適当な場所に座る。
あたしたちが座ったのは店の一番奥にあるソファー席。
席につくなり男の人は鳴り始めたスマホを片手に英語を話し始める。
ええっ!?
そのまま席をたち、しばらくして戻ってきた。
「もういいんですか?」
「ああ、ごめんね。仕事の電話」
「英語でしたよね!?すごっ」
「大したことないよ。へぇ、オレンジジュースかー。かわいいね」
話題を変えようとしたのか、あたしの手元を差しにこやかに微笑む。
「そんなっ。かわいいだなんて…」
あたしが誉められたわけじゃない!
なのに照れてどうするのよ。
スーツにコーヒー、仕事の話…いつもとは違う大人の世界。
目の前の大人の男の人に全然慣れないよ。
あたしは飲めないや。
カウンターで注文をして飲み物を受け取り、店内の適当な場所に座る。
あたしたちが座ったのは店の一番奥にあるソファー席。
席につくなり男の人は鳴り始めたスマホを片手に英語を話し始める。
ええっ!?
そのまま席をたち、しばらくして戻ってきた。
「もういいんですか?」
「ああ、ごめんね。仕事の電話」
「英語でしたよね!?すごっ」
「大したことないよ。へぇ、オレンジジュースかー。かわいいね」
話題を変えようとしたのか、あたしの手元を差しにこやかに微笑む。
「そんなっ。かわいいだなんて…」
あたしが誉められたわけじゃない!
なのに照れてどうするのよ。
スーツにコーヒー、仕事の話…いつもとは違う大人の世界。
目の前の大人の男の人に全然慣れないよ。