【完】武藤くんって甘くない
「あの子さー、武藤の顔覚えてないのな。お前も影薄くなったもんだな」
空くんが言うと、武藤くんはハハッと笑っている。
「興味なかったらそんなもんだろ。それよりさ、山田にコクったのって本当にあいつ?なんかの間違いじゃねーの」
まさか、あたしの話をしてるの!?
間違い、そうなの!
どうして武藤くんがフォローしてくれるのかな。
やっぱり昨日のは…。
「今朝見たんだって!山田を呼び出してさ、こう…なんかはにかんでたというか」
武藤くんの隣にいる、空くんじゃない男の子がそう言う。
ええっ、誤解だよ!
あたしはメガネくんのことを聞きたかっただけで。
「あいつ、そんな顔じゃん。なんかいつも嬉しそうっつーか」
「あれー、武藤にしたら珍しいな。女かばうの?それに好意的な表現」
空くんが言うと、武藤くんはハハッと笑っている。
「興味なかったらそんなもんだろ。それよりさ、山田にコクったのって本当にあいつ?なんかの間違いじゃねーの」
まさか、あたしの話をしてるの!?
間違い、そうなの!
どうして武藤くんがフォローしてくれるのかな。
やっぱり昨日のは…。
「今朝見たんだって!山田を呼び出してさ、こう…なんかはにかんでたというか」
武藤くんの隣にいる、空くんじゃない男の子がそう言う。
ええっ、誤解だよ!
あたしはメガネくんのことを聞きたかっただけで。
「あいつ、そんな顔じゃん。なんかいつも嬉しそうっつーか」
「あれー、武藤にしたら珍しいな。女かばうの?それに好意的な表現」