【完】武藤くんって甘くない
「あたしは、いない…かな」
「えー、それはないでしょ。あたしたちは言ったのに、ズルいよ?」
思いっきりニラまれ、思わず目を逸らす。
「だって言えないっ、恥ずかしいよ」
「誰よ誰よ~、まさか瀬名(セナ)とか言わないよね?」
ギクッ!
しまった…バレちゃったよ。
心臓ばっくばく。
あー、やだやだ。
顔を手で覆っていると。
「ないでしょー、あんな誰にでも声かけてるようなヤツ。あたしこの間デートしようって言われたよ?」
「だよねー、さすがに瀬名はないか。ゆずのこと気にかけてるし、もしかしてって思っただけ」
うわぁ…言うに言えなくなっちゃったよ!
「えー、それはないでしょ。あたしたちは言ったのに、ズルいよ?」
思いっきりニラまれ、思わず目を逸らす。
「だって言えないっ、恥ずかしいよ」
「誰よ誰よ~、まさか瀬名(セナ)とか言わないよね?」
ギクッ!
しまった…バレちゃったよ。
心臓ばっくばく。
あー、やだやだ。
顔を手で覆っていると。
「ないでしょー、あんな誰にでも声かけてるようなヤツ。あたしこの間デートしようって言われたよ?」
「だよねー、さすがに瀬名はないか。ゆずのこと気にかけてるし、もしかしてって思っただけ」
うわぁ…言うに言えなくなっちゃったよ!