◇虹色◇
『あれは、高校生くらいの頃だったかね…。』
その頃、日本は戦争をしていた。
そんなときに7つの水晶があれば、
幸せになれるってきいた。
私たちは、それを信じて水晶を探した。
だけど、一つだけどうしても見つからなかった。
持ってるだけで、幸せになれる。
だから、聡和・流羽にお守りとして渡した。
水晶は、ひいおばぁちゃんにとって
すごく大切なものらしい。
その水晶は、
女の子が持つべきものだと言うことも聞いた。