聞きたかったコトバ
「私?
チャレンジ派…かな。」
意外だ。
「えー、そうなのー?
なんか意外だなぁ。」
サチも同意する。
「なんか興味あるしね。味は保証されてないけど、おもしろさはあるでしょ。」
ん?
俺に皮肉言った?
一瞬目があった。
ついついそらしてしまったのはヒロヤだった。
「けど仲間が増えた。イェイ。
じゃあ今日もチャレンジ?」
サチが聞く。
「まあそうかな。
…これ買ったんだけど。」
ふくろから緑のパッケージが登場した。
“アボカドコロッケロール”
マジかよ、ありえねぇって
「うわ、気持ち悪っ!よくこんなん食うな。」
ついつい口が悪くなる。
「ひどーい。ヒロヤは今チャレンジ派を敵にまわしたよ。」
「争わねぇって…」
そんな食べ物談義も一段落して
ふつうのおしゃべりに入った。
サチはケイちゃん、メグとファッション談義で盛り上がっている。
ダブルケイタは、なぜか話がはずんでるらしい。
残りもの2人。
なんか気まずい…