硝子の花片
総司と私は駕籠に乗って近藤さんが居るであろう伏見奉行所へと向かった。




私たちが近藤さんの妾宅を出発したあと、そこが御陵衛士の残党に狙撃されかけたなど、知る由もない。




時代は大きく動いている。

何もかもが変わっていた。
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