君が眠る時には

私は葵が好きなんだろうか…。


その答えがNOであることを望んだ。


こんなに汚れた私が、綺麗な葵を好きになっていいはずなんかない。


葵を汚しちゃいけない。


そもそも私は誰も好きになるべきではないんだ。


でも、頭と心はいつもバラバラで…。


好きじゃない、好きになっちゃいけないと分かっていながらも、私は葵の笑顔から目を離せなかった。




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