暴走族くんと妖精ちゃん
純に家まで迎えに来てもらい、倉庫についた。


「お久しぶりです!純さん、遥華さん!」

「抗争の話聞きました!やっぱり遥華さんはすごいですね!」

倉庫に入るなり下っ端に囲まれる私たち。

てかなんで抗争のこと知ってるんだろう?

「俺、花澤組の長男なんです。だから親父から聞きました。」

下っ端の一人、翔が説明してくれた。

花澤組って確か・・・。

「辻堂組の傘下です。よろしくお願いいたします。」

「そっかそっか。よろしくね?」

そういうと翔の顔が真っ赤になった。

風邪ひいたのかな?大丈夫かな?

「遥華~早くこっちおいでよ~」

上から宙来の声が聞こえる。

「じゃあ上行ってくるね?」

そういって幹部室へと足を進めた。
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