暴走族くんと妖精ちゃん
「これ、教材室Sの鍵。カードロックだけど誰か入ってくる可能性あるから自分で好きにロックかけとけ。なんかあったら連絡しろよ~」

りっくんは奥の部屋に入って行ってしまった。

それにしても教材室『S』????

Sってなんだよ!カードキーだっていうしなんか特別なのかな?

そう思っていると教材室Sについた。

「なんだ。普通の教材室じゃん。」

そう。机が乱雑に置かれて、数学の教材などが置いてある。

「りっくんのケチ!」

そういいながらカードキーを通すとガチャリと音がした。
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