暴走族くんと妖精ちゃん
この部屋はマジックミラーとなっているから一般生徒に気づかれることはまずない。

しかもカードキーで厳重なロックをかけているはず。

何で開かない?

「昴。どうだ?」

隣で忙しそうに手を動かす昴。

「・・・入られた形跡はある。でもそれが誰なのか断定できない。」

は?昴はハッキング全国で指折りの才能の持ち主。

そんな昴でも断定できないなんて・・・

「とりあえず理事長のとこ行ってみよう。」

俺はこの部屋を提供してくれている理事長の所へ話を聞きに行こうといった。


龍牙side end
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