暴走族くんと妖精ちゃん
「お借りしている教材室の件で伺いました。何かご存じではありませんか?」

さすが鋭いな。静龍副総長宮城昴。俺が知ってると勘付いてやがる。

「ああ、そのことだが・・・・俺も開けられない。」

「どういうことですか!!!???」

月島宙来うるさいな。遥華のハッキングが解けたら誰も苦労しないわ!

「あー。まあ今日中にはでてくるだろう。とりあえず俺には開けられない。以上。」

適当にはぐらかしてみた。

「・・・わかりました。」

さすが神崎龍牙。静龍の総長だけあって物分かりが良い。
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