暴走族くんと妖精ちゃん
純は悪い大人が近づいてきたと思ったらしいんだけどね、ほんとは辻堂組の下っ端で。でも必死に守ろうとしてくれる純の優しさがすごく伝わって来たよ。

「なつかしいね~」

「ある時から急に会えなくなったもんな。」

「うん・・・」

「・・・俺がその時何してたか聞いてくれるか?」

この空気。きっと何かがあったんだろう。


「うん。純の過去知りたい。」

「ありがとう。」

純はにっこり笑って話し始めた。


遥華side end
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