暴走族くんと妖精ちゃん
純と教材室に戻り、案の定倉庫に誘われたのでついていくことにした。


「・・・それにしても駐輪場広っっっ!!」

「男子のほとんどと女子の一部がバイク通学だからね。こうなっちゃう訳よ。」

近くにいた疾風が答えてくれた。

「遥翔、誰のバイクに乗ります?」

・・・たしかに。私バイクで学校来てないから誰かに乗せてもらわなきゃじゃん。

「純。」

「ああ、いいよ。」

私の即答に純も即答で返してくれた。

「・・・じゃあ行くぞ。」


俺様な総長様の一言で私たちは学校を出た。
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