また君に会いたい

2人が話している間、春と詩織もこれからのことについて話していた。

「春はこれからどうするの?」

「私は看護の専門学校行くんだ。
それで、いずれは裕也と…」

「結婚?????」

「えっ!?……
まぁね…そのー…うん……」

「そっかー」

「だからね、プロボーズの指輪のお金を貯めるために働かなきゃって思うんだけど…でも、看護の専門学校にも行きたいし、だから、向こうからプロボーズしてくれるっていうのをちょっと、ほんのちょっとだけ期待もしてなくもないわけじゃないし…
まぁそのー」

「春!
落ち着こ(笑)」

「あ、ごめん、
詩織はどうするの?」

「私は福祉の大学に行くんだ!」

「そうなんだ!
がんばれ!!」

「ありがと!」
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