暴君陛下の愛したメイドⅡ【完】


それに耐えかねて辞めていくってのが少し気になるけれど…………

「かしこまりました。誠心誠意勤めさせて頂きます」

とりあえず任された仕事は全力でするのが私のポリシーなので、まずはその側妻様の様子を見てみなきゃ。

それと、侍女が私一人であればいざという時脱走しやすいので、その点は良いのかもしれない。


話が終わり執務室を後にすると、外に控えていた王子様の侍女に連れられ側妻達の暮らすハレムへと向かった。




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