たとえ、この恋が罪だとしても。



「…真優?」

「!」

この声…

名前を呼ばれ、墓石の奥の方に目を向けると、そこに居たのはー…





「…お兄ちゃん」



2週間前に別れを告げた、お兄ちゃんだった。







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