大好き
「何だ?欠席か?」

「うん。バイトが忙しくて」

テキトーな理由を付けた。
嘘…
ホントは見たくなかったの。
他の子にも優しいセンセ…
一緒に居たくなかったの。
悲しくなるじゃない?

「お前働き過ぎだ。少しは休めよ。」

そう言うとセンセは次の授業の教室に入っていった。
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