小さな百合の花
もっと嫌いになったのがラストに彼の研修を受け持っていた女の先輩のひとこと。
「あの子にさ、研修中いろいろ聞いたんやけどあの子元ヤンらしいよ」
私は昔から暴走族が好き。
それは親戚の初恋でもあるお兄ちゃんが昔暴走族をやっていた影響かもしれない。
だけど、それは見るだけの話。
関わりたいなんて思ったことは微塵の欠片もない。
しかも自分のことをヤンキーだと認める奴なんてもっと嫌い。
それは元彼の何人かがそうだったというトラウマもあるけれど。
ただのイキり野郎にしか思えない。
爽やかで素敵な彼は最短の速さで私のリストから外された。
何日か経った後、もっとイキり野郎を嫌いになる。
それはいつも通り、勤務が終わった後だった。
彼はこの日で3回目の勤務。
更衣室から外に出るともう暗くなってしまった外に女子より先に着替えた男子が待っている。
これはいつもの光景。
そこで目に入ったのは白いジャージ姿のイキり野郎。
ジャージってまさにヤンキーじゃん。
すると女の先輩が
「これからOB達との飲み会あるねんけど、新人みんな連れて来いやって」
そんな問いかけに私は承諾する。
先輩は奴にも訊いている。
すると彼も行くことになった様子。
OBってことは大先輩。
これを奴はちゃんと分かってたんだろうか。
「あの子にさ、研修中いろいろ聞いたんやけどあの子元ヤンらしいよ」
私は昔から暴走族が好き。
それは親戚の初恋でもあるお兄ちゃんが昔暴走族をやっていた影響かもしれない。
だけど、それは見るだけの話。
関わりたいなんて思ったことは微塵の欠片もない。
しかも自分のことをヤンキーだと認める奴なんてもっと嫌い。
それは元彼の何人かがそうだったというトラウマもあるけれど。
ただのイキり野郎にしか思えない。
爽やかで素敵な彼は最短の速さで私のリストから外された。
何日か経った後、もっとイキり野郎を嫌いになる。
それはいつも通り、勤務が終わった後だった。
彼はこの日で3回目の勤務。
更衣室から外に出るともう暗くなってしまった外に女子より先に着替えた男子が待っている。
これはいつもの光景。
そこで目に入ったのは白いジャージ姿のイキり野郎。
ジャージってまさにヤンキーじゃん。
すると女の先輩が
「これからOB達との飲み会あるねんけど、新人みんな連れて来いやって」
そんな問いかけに私は承諾する。
先輩は奴にも訊いている。
すると彼も行くことになった様子。
OBってことは大先輩。
これを奴はちゃんと分かってたんだろうか。