ブレインゲーム
「や〜っと見つけたぁ」



鳴山だった



2人組のタオルをとって逃げ、古葉を助けてくれた



隣には知らない奴



「はぁはぁ…助かった。ありがとうな」



息を切らしながら古葉は礼を言った



「ありがた〜く思えよ」



鳴山は笑った



「あぁっ、こいつは倉間。同い年で黄ぃタオル〜」



「どどうぞよろしくお願いします」



倉間と古場は何となく握手した



「俺は古葉。よろしく」



何となくは終わった



すると急に鳴山が顔を近づけ



「いきなりなんだけどさっ、古場は赤タオルみたいだなぁ」



鳴山は自分のタオルを持ち



「ちなみに俺は青タオルぅ」



「あぁ、赤タオルだよ」



古葉もタオルを持って見せた



「古葉、いきなりだけど3人でチームを組まねえか」



古葉は少し笑い、ためらいもなく



「奇遇だな、俺も同じ事言いたくて探してた」
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