ブレインゲーム
「いや、住民は最低でも10万は貰えると言ってた。多分烏丸が言ったんだろ?そのせいで俺は30票を買うのに300万かかったんだぞ」



古葉はゆっくり烏丸に近づいた



「ひはは、9番がスパイだと思ってたからな」



9番は渋い顔をした



それを見てから古葉は話した



「お前の1千万の使い方は9番に20万。5番に20万円。5人に21万円。15人に14万円。45人に13万円。5人に12万円だろ?」



ズバリと当てられ驚き



「何で知ってんだよ?」



「ご丁寧にリストなんか作ったんだろ?あのメモのことだよ」



烏丸ははっとしたが古葉は気にせず続けた



「5番にちらりと見せたんだろ?5番の記憶力は異常なぐらいいいんだよ」



烏丸は5番を睨んだが5番はニヤリと笑いながら



「ごーめんね、覚えてないなんて嘘言ったけど覚えてた、根っからの嘘つきなもので」



いたずらな笑いが少し怖い
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