ブレインゲーム
「ああ…それはブルーカードの特徴を上手く使ったんだ」



烏丸は首を傾げたのを見て古葉は続けた



「このブルーカードってのは俺がカードの価値を決められる、極端な話し1円でも100万円でも構わないんだ」



「ああ?知ってんだよ、んなことは」



烏丸が口を挟む



「黙ってろよ、続き話すから。ブルーカードは金額は無限だが換金できないし1枚で1票しか買えない。俺はそんなもんだと思っていた」



「…??」



また首を傾げる



「俺はカードを売買しようって考えたんだよ。そうすれば互いに得をするからな。住民の財源は烏丸の金だしな」



全員からくりが分かった



「俺はカードで烏丸が最も高い金を出した住民5人を買ったんだ。9番を買わなかったのは9番に渡した額は20万で金額的に上がいたから買わなかっただけなんだ、5番は特別だけど」
< 197 / 338 >

この作品をシェア

pagetop