ブレインゲーム
笑いの意味が分からなかった



「まっ、下手に金は借りんなよ」



ぽんと肩を叩いた



「は…い」



とりあえずの返事



正直古葉が心配だった



だが最後には古葉の頭脳を信じた



信じるしか出来なかった



すると誰かが後ろから話しかけて来た



「楽しそうじゃん?」



…烏丸…だ



「何の用だよ?」



古葉が喧嘩口調になっている



「別に。俺さー、古葉っていったっけお前?古葉にギャンブル勝ったから勝ち抜け額もうあるわけよ」



烏丸は椅子に座り始めた



「んじゃどっか行け」



古葉は手を振った



「お前さ〜、ちょっと考えてみろよ。4時間で600万はしんどいだろ。さすがにもう少し金が欲しいだろ?」
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