ブレインゲーム
笛の音が響いた



結構人とは会わないようだ



みんな警戒して隠れているらしいが古葉は隠れることなく堂々と走っていた



古葉は逃げているというより誰かを探している感じだ



「それにしても、…訳分かんない所だな」



走っているうちに薄暗い場所に入った



タッ



ふと人の気配がしたと思い振り返るとタオルを狙ってるやつがいた



相手は何色か分からない



古葉は体を敵に向け



「おたくは…何色?」



と聞きつつ少しずつ後ろに下がった



向こうはなにも答えず少しずつ近づいて来る



古場はなんか変な感じがした
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