黒豹プリンスと傷だらけのプリンセス
「プッ……」
コヨテの水晶玉に映る映像を見た奈美は、突如吹き出した。
「ククク……キャッハッハハ!」
奈美は急に大口を開けて笑い始めた。
「すごいわ、コヨテ。流石よ。だって、あいつ……麗は幼い子供を殺せるわけがないもの。でも、どうしてこんなに楽しいこと、今まで黙っていたの?」
「それはサプライズです、プリンセス。だって、明日はあなたのお誕生日だ」
「まぁ……素敵。そして、私のバースデープレゼントにパンターを?」
「ええ」
コヨテはうなずいた。
「それに、白豹のプリンセス……うららのとどめは、ナミプリンセスにさしていただけるように。うららプリンセスのことは生け捕りにするよう、最後の四天王には指令を出しております。明日はどうぞ、お楽しみ下さいませ」
「まぁ、何て……素晴らしいわ、あなた。私の喜ぶことを全て知ってるのね」
奈美は感激に打ちひしがれるように、トロンとした目をコヨテに向けた。
コヨテはそんな奈美の手にそっと自分の手を重ねる。
「勿論です。このコヨテ、ナミプリンセスの全てを知っておりますから」
そして奈美と唇を重ねて……
「んっ……」
二人は邪な愛を交わしたのだった。
*
コヨテの水晶玉に映る映像を見た奈美は、突如吹き出した。
「ククク……キャッハッハハ!」
奈美は急に大口を開けて笑い始めた。
「すごいわ、コヨテ。流石よ。だって、あいつ……麗は幼い子供を殺せるわけがないもの。でも、どうしてこんなに楽しいこと、今まで黙っていたの?」
「それはサプライズです、プリンセス。だって、明日はあなたのお誕生日だ」
「まぁ……素敵。そして、私のバースデープレゼントにパンターを?」
「ええ」
コヨテはうなずいた。
「それに、白豹のプリンセス……うららのとどめは、ナミプリンセスにさしていただけるように。うららプリンセスのことは生け捕りにするよう、最後の四天王には指令を出しております。明日はどうぞ、お楽しみ下さいませ」
「まぁ、何て……素晴らしいわ、あなた。私の喜ぶことを全て知ってるのね」
奈美は感激に打ちひしがれるように、トロンとした目をコヨテに向けた。
コヨテはそんな奈美の手にそっと自分の手を重ねる。
「勿論です。このコヨテ、ナミプリンセスの全てを知っておりますから」
そして奈美と唇を重ねて……
「んっ……」
二人は邪な愛を交わしたのだった。
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