あの日見た空が
あの日見た夏の太陽が
「おはよー…お母さん、お父さん、ナナ」

私は眠い目をこすりながら

1階にあるリビングに行った

家族全員起きていて

学校の準備や仕事の準備や

朝ごはんの準備をしていた

「あー…学校行きたくないー…」

「お姉ちゃん何言ってるの?早くしないとまた遅刻するよ」

「わかってるって、うるさいな」

朝からナナのせいでテンションが下がった



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