この言葉の、その先は、
白の契り




彼女を美しい人だと自覚したのはいつだっただろう


彼女を好きだと理解したのはいつだっただろう



柔らかな光に包まれた思い出たちはあやふやなくせに

いつまでも俺の心に絡みついて


しつこいって

もういいやって


投げ捨てたいものはこんなにも抱えているのに

それを手放せば、俺の意味は、俺がお前の隣にいる意味は


悔しくって握りしめれば、いつだって傷つくのは自分だけ


乱暴だ

それなのに何故美しい


苦しそうに笑うのはお前だけ

お前は俺がどんな顔してるかなんて知らないだろ

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