強引な彼の甘い溺愛に囚われて!
「冗談だよ。それはまた今度ね?」
「あははは…」
心臓に悪いです…。
大股座りな私は思わず、スカートに手を掛ける。
丈が短いため少しでも動けばパンツ丸見えだ。
「制服のスカートもそこそこ短いと思ってたけど、こっちのナース服の方が短かったな」
「や、うん…そうなんだけど…っん!」
准一さんは私の反応を楽しむように唇を塞ぐ。
それだけでバクバクと心臓はうるさい。
こんな…理事長室で、何やってるんだろ。
誰か来たらどうするの…───?
「なーに考えてる?」
「ひゃっ」
一気に現実へ引き戻されるように、耳を甘噛みされた。
ボンッと再び赤くなる私にブッと噴出す。
「真っ赤」
「だ、誰のせいで…」
「俺だね」
ニッコリと微笑んで再び私の口を塞いだ。
甘くてとろとろにとろけてしまいそうなキスをする。
准一さんの舌が私に絡みつき、時々吸い付き、頭がぼーっとするたびに体が少し震える。
そんな私を落ち着かせるように頭を撫でる准一さんの手付きはとても優しかった。