強引な彼の甘い溺愛に囚われて!

そっか、凪君も彼女が出来てたんだ。

私の方を不思議そうに見ながら凪君の腕に自分の腕を絡ませる彼女。

二人のやり取り、声が聞こえなくとも楽しそうな雰囲気でちょっとだけ安心した。


しばらくすると、ゆきのも昇降口へとやってきて手を顔の前で合わせてごめん、とポーズをとる。


「お待たせ!さ、帰ろう」
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