◇夢幻~ゆめ~◇


『そんじゃぁ、俺も帰るか。
 あんまり、遅くまでいたら悪いしな。』

って、恵がいった。

『恵! ちょっと。』

なにやら孝と話している。

『私、帰るね。』

『うん。気をつけてね。』

と真希に見送られて
私は真希のウチをでた。

少し行ったところで、

『みるく!』

呼び止められた。

< 12 / 74 >

この作品をシェア

pagetop