◇夢幻~ゆめ~◇


『なぁ、みるく。
 僕と一緒に帰らない?』


『でも…私。』


『なぁ、頼む。お願い。』


『そこまでいうなら…。』


『おう。サンキュウ。』


私は数馬と帰ることになった。

私の家は学校から歩いて
20分くらいのところにある。

数馬はその近所。

< 29 / 74 >

この作品をシェア

pagetop