私の部屋の隅の宝石

「わ、わぁー!」


「ようこそ!僕の家へ!」


「き、綺麗だね!」


「でしょ!僕達が磨き上げたんだ!」


「僕達…?」


「そう、あ、自己紹介してなかったね!」


「そうだね!私は綾瀬 桜蘭。桜蘭って呼んで!」


「うん!僕は宝夏だよ!そしてこの猫は…」


「海宝だ。宜しくな」



ね、猫が喋った…。そして人の姿になった。髪の色や目の色はあの猫と同じだが顔立ちは the・男の子 で、カッコいい。



「だ、誰…?」


「俺はさっき宝夏の肩に乗ってた猫だ。」


「…え、ね、猫って人になれるの…?初めて知った…」
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