私の部屋の隅の宝石

「いや、俺は妖だからな。普通の猫は人になれないよ。」


「そ、そうなんだ…なんか凄いね!」


「そうか?ただ、宝石を磨く時、猫だったら辛いから人の姿になるんだ。」


「そっか、便利だね!」



あんまり理解出来ないけど、何回も説明するのは嫌だと分かっているし、それに何回も説明されても理解出来ないと思うから。


あと、この家にある宝石を見ていたかった。


あたりを見渡すと王道なダイヤモンドや、私の誕生石のサファイア、私の1番のすきなローズクォーツなどがある。
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