私の部屋の隅の宝石

「ねぇねぇ!桜蘭ちゃん!一緒に宝石磨かない?」


「え?いいの?私上手に出来ないよ?」


「そんなことないよ!だってこの子、ただのプラスチックだったのに今は本物の宝石みたいに輝いてる」



こんな事は滅多にないと付け足して私の方を向く


そんなこと言われたってもし傷つけたりしたら責任を負うことは無理だ。


親に迷惑がかかってしまうし親でも払えないかもしれない。



「じゃあさ、1個だけ、1個だけ一緒にやろ?」



宝夏くんは目をキラキラにしながらお願いのポーズをして私の方を見る。


海宝は呆れた顔で私に“やってやれ”というオーラを出している。
< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

好きになったあなたは雨の日にしか現れなくて

総文字数/3,465

恋愛(その他)26ページ

表紙を見る
初恋したあなたの初恋が知りたい

総文字数/3,306

恋愛(その他)24ページ

表紙を見る
楽シイ遊園地

総文字数/5,853

ホラー・オカルト51ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop