独占したい、甘々に。【完】
そして私は自然と大きなため息をついていた。





何だか最近の私、変かも。





悠乃のことでこんなに考えて悩んで。





友達が会いに来るくらい普通のことなのに。





それなのにどうしてこんなに胸の中がもやもやするんだろう。


自分のことなのに、自分が全然分からないよ。





私は家へとたどり着くと、すぐさまベットへと飛び込んだ。





知らない知らない知らないっ





きっと私疲れてるんだ…!


そうだよ、ちょっと頭の中を落ち着かせよう。





大丈夫、悠乃にからかわれすぎて、気が動転してるだけだよきっと。





私は深呼吸をし仰向けになると、何も考えないように目を瞑ったのであった。
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